シェル・コレクター

2016年公開作品。ピュリッツァー賞作家の同名処女短編集の一編を「美代子阿佐ヶ谷気分」の坪田義史監督が映画化。

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沖縄の離島に一人で暮らす盲目の貝類学者と奇病を患った女性画家の交流を映し出す。大変奇妙な世界観。終始なんとも言えない空気感があり観た人の感想の多くもそれに近いものだった。

ただ、自分が観た感想としてはこのビジュアルの世界観と邦画独特な静かな時間の流れる映像美。詩を読んでるかのような錯覚に陥る感じが好きだった。貝の色彩や形状、海周りの光景を捉えたカメラや貝の生体、螺旋を通してみた世界のストーリーは美しい。主役のリリーフランキーの独特な空気感が今回も色濃く映像に反映されていてもの寂しさも加わって大変この作品にピッタリな配役と思った。

  • 住まいがすでに貝のようだ。その中に住んでいるリリー・フランキー。その心理、心境
  • 自分にも他人にも興味はない
  • 貝はなんでおいしいか知っているか?
  • 1つわかったことがる、何もわかっていなかったということが
評価:

あらすじ

目が不自由ながらも、貝類学の権威として有名な学者の男。しかし、彼は妻子と離れて沖縄の孤島へと移り住み、社会と隔絶するようにして貝を集める日々を送っていた。ある日、いづみ(寺島しのぶ)という画家が島に漂着。奇病に侵されていた彼女だったが、貝の毒で偶然治ってしまう。やがて、そのうわさを聞きつけた人々が貝毒を用いた治療をしてもらおうと島にやって来る。島を訪れた者の中には、息子の光(池松壮亮)もいて……。

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