二重生活

2016年に公開されたミステリアス映画。直木賞作家・小池真理子の同名小説を、監督:岸善幸の劇場デビュー作として映画化。nijuuseikatsu_poster_04600

非常に面白かった。人の内面の心理をどう切り取ってみるか。相手の立場を自身に置き換え見える景色。興味深い。観終わったあとも考えさせられる映画だった。

西田尚美の演技はいつもすごく身近に感じられる実際に存在しそうな女の人の役をやらせたら右に出る人はいないんじゃないかと思う。そこまでたくさんのシーンには映ってないのに引き込まれるし視線の形、雰囲気全て好きです。

門脇麦はなんかおっとりした独特な雰囲気をもっていて変わっているイメージだったがまさにこの役はハマってた。実際の年齢を調べてみて更にびっくりこんなに若かったんだ・・・2016年時点で24歳。

やっぱりいい味だしてるリリー・フランキー。彼が私生活で何を考えて生きているのか尾行してみたくなる。

評価:

「二重生活」特別映像

ネタバレ

個人的に好きだったセリフを覚え書きのために書き起こしてみた。

平凡で穏やかで裏切りも隠し事も嘘もない

ひたすら公平な愛だけで満たされている人生などどこにもない

人は苦しみからも逃れられない

ほんの少しその苦しみを軽くしてくれるもの

きっとそれがヒミツである

理由のない尾行とは

他人の場所と立場に身をおくこと

自分を他人と置き換えること

すなわち 互いの人生、情熱、意思を知ること

それは人間が人間にとってかけがえのない存在となる

おそらく唯一の道ではないだろうか

哲学専攻 修士二年 白石 珠

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